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2017/05/27

アメコミ感想「ムーンナイト」


翻訳アメコミの感想。
早め早めにやってます。

ムーンナイト光/影



前後編なのでまとめて感想です。

一言感想「うわあたまおかしい」

そうは云ってもストーリーは「ある一つのものを巡って巨大な陰謀にたどり着き黒幕と対決する」という王道展開で、ヒロインとの恋愛模様もあるし、悲劇もあるしコメディもあるし、最終的には黒幕を倒して丸く収まるというところで、ちょっと古めの映画かドラマのテイストを感じられます。

それじゃ何がアレかっていうと、主人公なんだな。
主人公ムーンナイトがあたまおかしいだったんだな。

要約すると「さあみんな行くぞー!!!(※一人です)」的な人です。
彼の頭の中にはイマジナリーなアベンジャーズ(キャップ、スパイディ、ウルヴィー)が居ます。
これだけでも正統派ヒーローって感じではないですが、ムーンナイトはそういう心の声に悩まされ正常に戻ろうとする葛藤が、特にないんだよなあ。
そして、俺はめちゃめちゃクレイジーだぜヒャッハー、というわけでもないんだよなあ。
彼は自分の狂気を認め、普通にイマジナリーなアベンジャーズと会話をし、作戦を立て、時には人格を交代し、敵と戦い、一方で仕事をして生活を送っています。
とどのつまりこれ狂気の果てって感じです。
解説書によると元々ムーンナイトは「心を病んだヒーロー」という設定らしく、今回の作品が一番症状ヤバイとのことでした。ほんまヤバいな!!!!
作品のキャッチコピー?に彼は正気を保つために正義の戦いに赴いている的なことがかかれてましたけど、最後までイマジナリー仲良しだったんで、完全狂気。これはコンシューをキメてますわ。
漫画の視点はほぼムーンナイトなので、現実と狂気の境目が曖昧になっている感じが読んでいる側の不安をあおっています。

あたまおかしい部分をずいぶん書きましたが、総合的には面白かったです。
ストーリーがシンプルで正統派なのでこうした主人公の静かにイカれている具合がハッキリわかって良いと思います。
アートも光と影がクッキリとして、全体的少し渋めの色合いを使っているのが現実と狂気の曖昧なムーンナイトの世界観に合っていると感じました。美術詳しくないけどなんかなんかヨーロッパの絵画っぽい感じですね(語彙と知性ゼロ)ムーンナイトの衣装が真っ白なのですごい目を引く。

終わり方は例によってまだまだ続く!ムーンナイトは帰ってくる!映画かよ。ですが、この話の中で起こった事件についてはこの2冊で完結してるので、安心して読めます。
ただ、マークがいかにしてムーンナイトになったか…についてはほとんど描かれず、最初からこんばんは!ぼくはマーク!ムーンナイト!イマジナリー仲間を紹介します!って感じだからその辺については解説書で補完していくパターン。

あとこれどういう層に向けてオススメしたらいいかわかんないですね…
異色のヒーローものってわけでもないし…
あ、諸☆大二郎の短編とか好きな人は好きかもしれん・・・


以上、感想でした。

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