2017/06/01

アメコミ感想「パニッシャーMAX:ビギニング」

翻訳アメコミの感想です。
パ、パニーン!!

「パニッシャーMAX:ビギニング」


要約:パニッシャーが来て悪人絶対殺す!!!!!
(ほんと)

「パニッシャーは悪人絶対殺すマン」がこの本を読むのに必要な事前知識ですと云ったら、さすがに怒られそうですがほんとに内容が「パニッシャーが来て殺す!!!」なのであながち間違いではないような気がします。すいません。

MAXレーベル(成人向け)だけあって、Fワード乱立、暴力・ゴア描写の密度が濃いですし話の内容もかなり暗いです。また笑いのポイントがほぼほぼブラックユーモアなので、結構人を選ぶと思います。
パニッシャー気になるんだよね~って人への入門書というのには、ちょっとアクが強いかな?しかし「通常のマーベル世界とは違うアース」かつ「シリーズの第一話」なので入り込みやすいです。パニッシャーの成り立ちについても、短いですが冒頭で説明しています。
パニッシャーを知るきっかけのメジャーどころがあるかは知りませんが、私はゲーム(マベパズ)経由でパニッシャーを知り、映画(ウォーゾーン→トムジェン版→Dラングレン版の順)を観て、こちらの翻訳を手に取りました。雰囲気としては映画ウォーゾーンに近いです。なので映画ウォーゾーンがしっくり来た人は好みなんではないかな、と思います。私はウォーゾーン好きなのでこの本も好きです。
てっきりウォーゾーン映画に合わせて発刊されたとばかり思ってたけれどそんなことなかった。どっちかというとデアデビルのドラマ合わせか?
ちなみにパニッシャーの映画感想は以前に書いてます。
映画だと中マッチョな感じでしたが、このMAXパニッシャーさんはでかい。
巻末設定資料には190・5センチって書いてあるけど3メートルはありそう。
モノローグはそこそこありますが基本的に台詞は少なく、黙々に殺していくので、コワイ。今までみたパニッシャーの中で一番遭いたくないパニッシャーです。
Dラングレンが今やってくれたらかなりしっくりきそうとか勝手に思ってます。
アートについては、一貫して同じアーティストさんなので読みやすいです(でもオブライエンさんの顔に格差があるような気がしないでもない)。個人的に思ったんですがコマ割が映画のカメラ回しっぽくて面白い。1ページ丸ごとパニッシャーの顔がデン!とくるんですが威圧感があり無駄がない感じでした。影で絵を描いているという雰囲気がかっこよかったです。闇から出るぞパニニーン。
個人的にはリアル世界の事情はあまり絡ませてほしくなかったけど、そういうのを風刺するのもアメコミなんでしょうかね。まあでも単純には行かない世界で己の信条を貫き通すパニッシャーはかっこよかったので良いと思います。

<余談1>
先日「シビルウォー:パニッシャー ウォージャーナル」を読んだんですが、こっちのパニッシャーは割と喋るフランクおじさんでした。冗談も言う。和やか(火薬と硝煙のにおいを漂わせつつ)



<余談2>
パニッシャーのUSA産フィギャーをうっかり買ったのですが、話せばわかってくれそうな表情でこれは逆にコワイ。

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